セラピストのコラム

2011年4月

毎年、とても待ちどおしい「春」なのですが、今年は深い悲しみの中にいます。

私たちの多くが、東日本大震災で貴い命を失った方々を悼む気持ちでいっぱいです。

また、報道を見て、「毎日涙が止まらなかった。自分まで強い不安感がある。」

「ショックで毎日恐ろしい夢をみてうなされる。」という声を聞くことがあります。

こういう方々には、アロマセラピーの精油の中で、情緒を暖める役割があるマージョラム、ベンゾイン、

バニラのいずれかのマッサージや芳香浴での使用をお勧めします。

きっと、子供の頃を思い出して、とても穏やかな気持ちになれると思うのです。

また、Dr.バッチ療法の中では、レスキューレメディーやロックローズ、マスタード、ゴース、

ウォールナットの飲用が有効です。

これらも情緒をとても安定させてくれるレメディーだと思います。

そして、今、多くの方々の不安の根底にあるものは、放射線の害ではないでしょうか?

人体へのダメージが、一生涯に渡り深く残るので、できれば避けられたらと誰もが思うものでは

ないでしょうか?

ティートリーの精油は、放射線に対して体を保護する力を示します。

このオイルを体に塗布しておくと、体を保護する薄い膜ができ、放射線の非常に深い浸透から

体を守ってくれるのです。

また、白血球や抗体の活性を高めるうえで、ニアウリの精油も有効だと思われます。

今回の震災で改めて再認識したことがあります。それは、私達日本人の勤勉さと世界に誇る高い礼節、

そして強い心、温順さです。失った命は戻りませんが、今回の教訓を生かし、困難を乗り越えて

前に進めたらいいなあと思います。

たぶんこれからの日本はもっとすばらしい国になると感じるのです。

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