セラピストのコラム

2011年7月

梅雨の大雨の影響か、最近、蚊やショウジョウバエを多く見かけます。
市販の虫除けスプレーは、化学的な強いにおいがするので、苦手と敬遠される方も多いようです。
今年は、去年以上の猛暑も予想されるので、夏を快適にすごすための虫除けスプレー(部屋用、ボディ用)の作り方と日焼け後の対処方法をお知らせします。

◆虫除けスプレー材料
<部屋用> <ボディ用>
  • (1)スプレーボトル(アルコール対応)
  • (2)無水エタノール   10ml
  • (3)精製水        20ml
  • (1)スプレーボトル(アルコール対応)
  • (2)無水エタノール   5ml
  • (3)精製水        20ml
  • (4)エッセンシャルオイル(E.O)
    • ユーカリ・レモン シトロネラ パチュリー レモングラス
    • 上記の好きなE.Oの組み合わせでトータル10滴

◆手順

@にAを入れ、Cを加えたらよく振る。
その後、Bを入れてさらによく振り完成です。
(ボディ用は無水エタノールの量を半分にしてください。)


★エッセンシャルオイルの効果

ユーカリ・レモン
(フトモモ科)
レモンのようにフレッシュで、清涼感がある香り。虫が嫌う成分が含まれるため、夏場の対策として有効。虫刺されにも良い。
シトロネラ
(イネ科)
レモンのようにフレッシュで甘い香り。ハーブ調の香りが特徴。古来より虫除けとして使用される。
パチュリー
(シソ科)
土のような香り。エキゾチックでスパイシー。デオドラント効果が高い。虫刺されにも良い。
レモングラス
(イネ科)
レモンのように鮮烈で魅力的な香り。デオドラント効果が高い。虫が嫌う成分が含まれるため、虫除けに良い。

強い紫外線によるプール焼けをしているお子様をお持ちのお母様方も多いと思います。
このような症状には、是非ラベンダーウオーター(ハーバルウオーター)をお勧めします。
ガーゼをラベンダーウオーターでひたひたにして患部にのせるだけで炎症を押さえてくれるのです。
腫れがひどい、かゆみがある場合は、エッセンシャルオイルのスパイクラベンダー、スピカ、ティートリーをキャリアホホバオイルで希釈してください。
例えば、10mlでこのブレンドオイルを作成したら、これに40mlのラベンダーウオーターを入れて、よく振り、乳化させ患部に塗布すると、すぐに赤みやかゆみがおさまります。
ラベンダーウオーターは肝臓ガンによる皮膚のかゆみなどの緩和ケアにもとても有益です。
これらのものを上手に使って、猛暑を乗り切りましょう。

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