セラピストのコラム

2013年 9月

 今年の夏の猛暑には、げんなりした方も多かったと思います。
冷たい飲み物を多く摂って、胃腸の調子が悪いという声もよく耳にします。
私もその一人で、最近、体を暖めるために温泉に行ってきました。
ゆっくりとお湯につかることで、深部体温が高くなり、内臓機能が良くなって体の凝りもほぐれました。
3〜4回の入浴でかなり回復し、心もリフレッシュした気がします。
もちろん暖かい飲み物を摂取するように心がけたのも効果的だったと言えます。

 私がよく行く温泉は日本三大美肌の湯に選ばれている佐賀県の嬉野温泉です。
美肌に効果がある重曹泉で入浴後は美容液を塗ったようなつるつる感が得られます。
温泉の温度が90度あるため加水して温度を下げるため温泉の濃度が薄まるのが残念です。
源泉の成分だけの温泉を探している方には佐賀県の武雄温泉や古湯温泉、熊の川温泉をおすすめします。

 古湯温泉はアルカリ性単純泉で源泉温度は43度で母胎の羊水温度に近いと言われています。
もう少しぬるめのお湯をお探しの方は熊の川温泉もお勧めです。この温泉は放射能泉という九州ではめずらしい泉質で 別名ラジウム泉とも呼ばれ、手術後のガン患者さんの療養にもよく使われています。
もちろん健康な方にも有益です。源泉の温度はかなり低く38度前後です。熱いお湯が苦手なお子様で夏場に賑わう保養地です。
熱いお湯を好む方には源泉温度が45度の武雄温泉をおすすめします。泉質は単純温泉です。

 いずれの温泉も長崎から近い温泉地です。私たちが住む九州には、色々な温泉があります。
夏疲れが出てくる今後、是非行ってみてください。きっと癒されること請け合いです。

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