セラピストのコラム

2012年09月

夏の太陽が降り注ぐエネルギーや青い空は私たちに活力を与えてくれますが、身体や皮膚へのダメージも多くて、特別なお手入れが必要です。
夏の肌は意外なほど乾燥しています。
湿気に守られていると思いがちですが、エアコンの効いた室内や電車の中は、うっかりすると冬よりカラカラなのに、汗ばんでいる肌を潤いと勘違いし、中まで潤っていると思いがち。
でも実際にはインナードライ状態に陥っているのです。
つまり肌表面は潤っているかに見えても、内側は明らかに水分不足。
こういう思い込みから、逆にもっと肌を乾かしてしまうのが「夏」なのです。
また通勤にもノースリーブとナマ脚という、現代の“夏冷え”とも言うべき状態が続くことで、体が消耗し、代謝が極端に落ち、これが老化へと加速させるのです。
食事ももちろんですが、入浴や睡眠の質も何より大切にしたいですね。
夏の身体のケアは不快なほてりを冷却させながら、深部はしっかりと暖めることです。
40℃のお湯に15分程つかりましょう。
<入浴レシピ>
マジョラム…2滴
ペパーミント…2滴
ローマンカモミール…2滴
上質な眠りが得られるように、眠りにつく前にベッドに横になり、大きく体をストレッチ。
肌触りのいい清潔な寝具は夏のベッドタイムを特別なものにしてくれます。
アロマポットには優しく甘く、漂う香りを。
<アロマポットレシピ>
ローマンカモミール…2滴
マンダリン…2滴

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